2016-12-11(Sun)

再選のお知らせ、および龍を狩る日(12/14(水)23:00~ アビス勤勉エリア奥)のお知らせ

ニューマジンシア首長、Akusa Tau'olです。

選挙シーズンですが、飛鳥の首長選挙の候補者が決まりました。

まずはニューマジンシアから。
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無事当選となりました。第10期もよろしくお願いします!

1期目から首長を務めているブリティン、ムーングロウ、トリンシックも無投票再選です。
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マジンシア港に大量発生する蛸や烏賊を駆除してくれるユー首長も無投票再選です。
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ミノック、ジェロームも無事無投票再選となりました。
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現職が不出馬を表明したベスパーですが、新人のTakoyakiさんが無投票で当選です。
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どのような方かは存じ上げてはおりませんが、お互い首長としてお会いしたいものです。

決選投票になったのは、スカラブレイです。
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10選を目指す現職Demeteru首長に、前回善戦したが及ばなかったCrack様が挑むという構図です。

再選が決まり、ホッとしているところですが……心のなかに穴が空いたような、そんな気持ちです。

EM Minette様がソーサリアを去られてから、もう結構な時間が過ぎているのですが、開かれる見込みのない今月の評議会のことを考えると、こみ上げてくるものがあります。
「中の人が同一人物の選挙戦」などという酔狂なことに付き合ってくれるEMが、他にいるとも思えません。

……まあ、首長としての務めは、今期も続くわけですから、感傷的になっている暇はありません。

というわけで、12/14(水)は龍を狩る日です。
23:00頃から募集掛ける予定です。
集合場所は、アビス勤勉エリアの奥の祭壇です。


前回の首長選挙中には、参加者に立候補者がいて、所信表明演説をして頂いたのですが、
大方の事前の予想を覆し、困難な選挙を見事勝ち抜きました。
そう、ここはアビスの登龍門。
龍を狩る日に参加し、所信表明演説をした候補は当選するというジンクスがあるのです。

というわけで、皆様是非ご参加下さい。

P.S,
オークション箱に高級品を並べてみました。
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マスターシェフエプロン(HQ29%) 40M~
狂える細工師の動く足 55M~(65M即決)
ムーンストーンクリスタル 35M(60M即決)
勇士の表彰状(レプリカ) 12M~
速度ブレスレット(Anatomy+20、Spirit Speak+5、Night Sight、幸運100、命中+20、速度10、武器ダメージ35の短命アクセ) 15M~

座標は23。28’S 29。57’Wです(MEGA STORE様、ありがとうございます)
12/17の夕方以降に〆切が来る見込みです。是非ご入札を。
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2016-11-06(Sun)

【速報】ボイドプール270波!世界新記録達成!

ニューマジンシア首長、Akusa Tau'olです。

ボイドプールでは、見事、世界新記録を達成することができました。
270波です。
参加して下さった皆様、参加できなかったけどご協力して下さった皆様、本当に有難うございました!

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2016-10-27(Thu)

ボイドプール・ワールドレコードチャレンジ! 戦術書(長文注意)

飛鳥ニューマジンシア首長、Akusa Tau'olです。

来るべきボイドプール決戦に向けて、昨年の252波の記録、そしてSiege Pelilousシャードが達成した255波を突破し、世界記録を達成するために、当日実行する戦術をまとめました。
かなりの長文になってしまいましたが、ご参加頂ける方には、一度目を通して頂けると有難いです。
(2016/11/03 Consecrate Weaponのダメージ増加効果について入れ忘れておりましたので、記述を追加しました)

ボイドプール・ワールドレコードチャレンジ! ~世界記録達成のための戦術書~

●何故アンデッド沸きなのか?

エレ沸きを望む声もありますが、様々な要素を考えて、アンデッド沸きが最善であろうと判断しました。

一番重要な理由は、武器の調達が比較的容易で、敵に合わせて持ち替える必要がないことです。
アンデッド特攻のタリスマン「魔術師の護符」は、現在は新規入手不可であるものの、かなりの量が出回っており、少なくとも、シャドーガードで手に入るEnchantress' Cameoよりも遥かに入手し易いです。
エレ沸きの場合は、5種類の敵が全て下位特攻有効という利点がありますが、下位特攻武器で対応するには、武器を持ち替える必要があり、マクロのEquipLastWeaponで持ち替えられるのは2種類のみです。
UOAssistのマクロを使えば4種類までの武器を持ち替えられますが、UOAssistを利用していない人もいるでしょうし、使っても5種類の敵全部には対処できません。
ラグもあり、強力な敵が突っ込んでくる中、冷静に敵に合わせて武器を変えられる人が、多くいるとは思えません。

あと、『エレの下位特攻のイグノア武器を他に使う機会がどれだけあるか』という問題もあります。
特定のモンスターを標的にする場合、そのモンスターの抵抗に穴があれば、最適なのはダブスト武器になります。
ToL以降はオンスロートで抵抗の穴を広げることができるので、その傾向は更に強まっていると思います。

アンデッド沸きであれば、序盤を除けば、イグノア武器一本で立ち回ることができて、5種類のうち1種類を除けば、W上位特攻で3倍上限の攻撃を加えることが可能です。

『その1種類』が問題なのですが、それについては次で述べます。


●Covetous Revenant対策

Covetous Revenant、通称レブナント。
特効なしで、HPが他の敵の2倍~3倍あり、波数が進めば一撃で抵抗75のプレイヤーに80ぐらいのダメージを与えてくるという、
まるで(コーラ側が)チートしてるような敵です。

これを如何に早く討伐していくかが重要で、そのためには明確な役割分担が必要です。

まず、攻撃の主体となる近接戦士ですが、優先的に殺すべきはリッチ(Diseased Lich)です。
コイツはネクロ使いで、ウィザーを使ってくるので、タゲを後方のメイジに移してきます。
後衛に犠牲が出る→前衛の近接戦士の回復や魔曲援護が弱くなる→近接戦士が死ぬ→復帰するまでの間、攻撃力(=討伐速度)が低下、となってしまいます。
メイジの死亡によるWoD砲の喪失も、討伐速度の低下をもたらします。
リッチを除去できれば、敵の攻撃がドラ壁を越えてくる危険性を大幅に除去できます。

次に倒すべきは、幽霊(Angered Spirit)、マミー(Vile Cadaver)、骸骨(Vile Cadaver)で、その次がレブナントです。
ちょっと待て、レブナントが一番の難敵じゃないのか? とお思いでしょうが、近接戦士の攻撃力を最大化するために、ベストな方法がこれです。

先ほど申したように、レブナントには特効が効きません。
従って、名誉を取らない限り、乗算ダメージは3倍上限には達しません。
Enemy of Oneで最大1.82倍×扇動魔曲のInspireで最大1.15倍×イグノア0.9倍≒1.88倍。
Consecrate Weaponの効果、最大1.15倍を加えて、約2.17倍。

これが限界となります。
そして、エネワンを使うということは、レブナント以外の敵から2倍のダメージを受けるということです。
エネワンを掛けていて、波数が進んでいるときに、高速移動してくる敵にタゲられたら、即死すらあり得ます。
近接戦士には、レブナント以外の敵を葬り去ってもらうのが最善です。
もちろん、レブナントばかりが残るようになってきたら、エネワンを掛けてレブナントを攻撃してくれると有難いのですが、
その場合にはレブナント討伐隊がタゲられないように、タゲを受ける役の人が必要です。

では、レブナントを攻撃するのは誰なのか。
WoD射程範囲(最強の石持ちで35%以下)になるまでは弓投擲戦士が、WoD射程範囲に入ってからはSWメイジが引き受けるべきです。

コンポジットボウやソウルグレイブの攻撃力はブレスタやブロソ、ロンソよりも高く、ドラ壁の内側からの攻撃なので安心してエネワンを使えます。
前回の演習では、弓戦士で参加しましたが、レブナントが現れたら飛び出して名誉を取り、すぐに壁の内側に戻って撃ち続けたところ、最大240のダメージを与えることができました。
攻撃がかなり当たり難い感がありますが、不調和が掛かればかなり当たり易くなります。
敵の抵抗が高いので、イグノアを撃つだけのマナが無くなることも多いですが、沈静魔曲のResillienceでマナ回復を増やして、全弾イグノアを目指しましょう。

弓投擲戦士が敵のHPを削り、WoD射程範囲に入ったら、そこからはメイジの出番です。

メイジの方は是非、SWを入れてください!
繰り返します。メイジの方は是非、SWを入れてください!

魔ダメ装備であれば言うことなしですが、赤本+扇動魔曲のInspireの効果だけでも最大47%上がります。
WoD射程範囲に入ったレブナントをひたすら攻撃しましょう。
その間に、弓投擲戦士は攻撃を次のレブナントに移して、WoD射程範囲内までHPを削ります。


弓投擲戦士とSWメイジは、攻撃対象をレブナントに絞りましょう!
それ以外の敵は近接戦士の方が手早く倒してくれます。

戦士の方は、包帯スキルを入れて、PT内で巻き合うと、生存率が格段に向上します。
PT組む時も、息の合った者同士で離れずに巻きあうことができれば、
メイジのマナを回復魔法で消費しなくても良くなる→WoDを更に一発撃てる→レブナント除去が早くなるという好循環が生まれます。

重要なのは、死なない範囲で与えるダメージを如何に最大化するか、ということです。

あと、どんな敵でもどんと来いの猛者の方は、エリア付きのイグノア武器を使ってみるといいかと思います。
タゲを集めてしまう副作用もあるので、PTメンバーの方は回復を忘れずにお願いします。


●一人でも、より多くの人に魔曲の恩恵を

「歌はいいねぇ、リリンの産み出した、文化の極みだよ」
……すみません。真面目にやります。
実際、魔曲は役に立ちます。複アカ持ちの方は、片方は「放置バード」にして頂けると有難いです。

まず、PTはなるべく事前に組んでください。
戦闘中とかだと、PT勧誘メッセージにも気づかないことが多いですし、回復するためにも、PTに入っていた方がHPバーを出しやすいので。

PTの構成としては、沈静魔曲バード、扇動魔曲バードが1人ずつと、近接戦士or弓投擲戦士+メイジ(回復&WoD)になるかと思います。
できれば、沈静、扇動両方、4曲の恩恵があれば望ましいのですが、それができない場合は、以下の魔曲を優先して掛けてあげてください。

近接戦士(レブナント以外討伐隊):
 沈静魔曲のダメージ軽減のPerseverance、扇動魔曲のHP増加・回復のInvigorate
弓投擲戦士&WoDメイジ(レブナント討伐隊):
 沈静魔曲の回復力プラスResillience、扇動魔曲の魔ダメ&乗算ダメージ増加のInspire


不調魔曲は……まあ、バードが余るとも思えないですが、追加ダメージを与える、Tribulationをレブナントに掛けるのはいいかも。
(追加ダメージが無属性なら有用なのですが、物理属性のようです)


●召喚はコロスケのみ。WoD以外の攻撃魔法、ペットの攻撃は無駄

召喚魔法ですが、使えるのはイグノアを撃てるコロスケだけです。
敵の背後からぶち当ててください。
EVとかリーパーとかは意味ありませんし、名誉を取る邪魔にもなりますので、厳禁です。
攻撃魔法は、抵抗が90以上になるので、WoD以外は無駄です。
抵抗の高さから、ペットの攻撃も無駄です。(壁役&タゲを受ける役目としては妥当)
抵抗を下げてくれるルンビは、使い方を工夫すれば面白いかもしれませんが、攻撃食らったら終わりなので非推奨です。

魔曲じゃないバードスキルですが、不調はガンガン使ってください。
レブナントorそれ以外関係ありません。
扇動が掛かるとエネワンの効果が減りますので、レブナントには扇動厳禁です。
マスタリー以外で扇動は不要だと思っていいです。
範囲沈静はこちら側のタゲも外れるので、使わないほうがいいです。

「肉入り」バードの仕事は、魔曲を除けばひたすら不調です。
攻撃が当たらない敵も、不調さえ掛かれば、命中率は大幅にアップします。
10月のボイドプール演習で、私は弓戦士で参加しましたが、名誉を取っても攻撃が当たらない(=ダメージが伸びない)レブナントが、不調入りになった途端、攻撃が当たるようになり、最終的には230ぐらいのダメージを与えるようになりました。


●無双できなくなったら中央へ!

飛鳥民全体で世界記録を目指すボイドプール決戦ですが、何よりも重要なのは、プレイヤーの力を結集することであり、最終的には中央に集まって敵を迎え撃つのですが、
序盤、敵の抵抗が低いときは、敵の沸き地点で、エリア付きのWWA武器で無双するのが最も速く波数を進めることができます。
どこから中央に集まるのがいいかというのは、諸説色々あるでしょうが、
抵抗が上がってWWA武器ではなく、イグノア武器が必要になった時点で、集結すべきです。

特に、東側は3波に1回しか沸かないし、ダンジョンから出て蘇生できるため、100波を過ぎて、敵が強くなっても持ちこたえることができますが、それは討伐速度を遅くさせてしまうので、厳禁です。
敵の移動速度が速くなったら、中央で迎え撃つべきです。

東側は踏ん張ってはいけません。
繰り返します。東側は踏ん張ってはいけません。

西側については、沸き地点が2か所あるので、集結する際には、まずはその合流地点へ退き、そして中央へと集結するという流れになります。
ヘルプでも呼び掛けますが、早め早めの集結をお願いします。

最後に、ボイドプールのスコアとポイントを混同してる方がおられますが、アイテムに引き換えることのできるポイントは、スコアが上位でも下位でも変わりません。
「参加した波数の2乗÷10」ポイントが、スコアボードに名前を連ねていて、かつボイドプール陥落時にその場に居たプレイヤーに与えられます。

ですので、上位に行くために無謀にも敵の中に突っ込む必要はありません。
(むしろ死んでリログして、その間に波数が進んだことで、貰えるポイントが減る可能性があります)

皆様の力を結集し、決して破られることのない、世界記録を達成しましょう!

2016-10-18(Tue)

次回の龍を狩る日は10/19(水)です。なお、11/2(水)の龍を狩る日は、ボイドプールの決戦に備えて、お休みとなります。

ニューマジンシア首長、Akusa Tau'olです。

今週の水曜日、10/19(水)は龍を狩る日です。
なお、11/5(土)にボイドプール決戦があるため、その前に英気を養う必要があります。
というわけで、11/2(水)の龍を狩る日はお休みとすることに致しました。

ということは、今週の10/19(水)の龍を狩る日を逃したら、11/16(水)までステドラにお目に掛かることはできないのです!
是非ご参加ください!

※「自力で珠4個集めたらステドラに会えるぞ」という野暮なツッコミは却下です。
2016-10-07(Fri)

予兆

《……遂に、城主になったわ。……私じゃなくて、父が、だけど》
ニューマジンシア首長、Akusa Tau'olは、目の前に聳え立つ城壁を見上げていた。

城の入口には、貿易都市に相応しい形状の看板が掛けられている。
彼女は看板の文字を読み……硬直した。
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《……に……西マジンシア城……!》
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城門に掛けられた「今後、この周辺は『西マジンシア』となります」という文言に彼女は激昂し、城門を突破し、城主の館へと飛び込んだ。

「ごちそうさま」
食事を終え、ベッドへ向かう妻の姿を鼻の下を長くして眺める屈強な男。
勢い良く階段を上がってくる足音に気付いたこの城の城主は、階段の方を振り返り、自らに迫る拳をかわそうと身を引いたが、
自分の娘の敵意を剥き出しにした顔を見て怯み──
ボコッ。
──ニューマジンシア首長の渾身の一撃は、その父、Louの顎に命中した。
「ぃてて……何すんだよ!」
痛がってるものの、この程度の一撃がダメージを与えていないことは明白だ。
「父さん! 何考えてるのよ、『西マジンシア城』なんて名前付けて!」
「ええっ?」
「ご丁寧にも、『今後、この周辺は『西マジンシア』となります』なんて書きやがって……こっちにとっちゃエライ迷惑なのよ!」
そう言いながらLouの襟首を掴みあげる。
「ママが決めたんだよぉ」
「……はあっ?」
城主のあまりにも主体性のない発言に脱力し、襟首を掴む力が緩む。Louはその手を振りほどいて、『ママ』がいるベッドへと逃げた。
「ママぁ、首長様がいぢめるよぉ~!」
「あらあら」
Louの長女は、カーテンを開けて、ベッドの上で父が母に抱きついて、その豊かな胸に顔を埋めているところへ歩み寄る。柔らかい手で夫の頭を撫でる姿は、まるで一流の猛獣使いのように見える。
「母さん、何で『西マジンシア城』なんて名前にしたの?」
「マジンシアの西にあるからよ」
母は平然と答えた。
「今後、この周辺は『西マジンシア』となります、というのはどういう意味?」
「西マジンシア城が建っている場所だからよ。この城がソーサリアの皆様に知られていくことで、この辺りが自然と『西マジンシア』って呼ばれるようになるということ」
微笑みながら、娘の質問に答える母に対して、ついつい感情的になってしまう。迸る激情を抑えながら、ニューマジンシア首長としての懸念を伝えた。
「……ただでさえ、うちは予算が潤沢だってことで陰口叩かれてるんだから」
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「航路保安協定でブリタニアの海を掌中に収めようと目論んでるとか疑われている中で、ブリティンの西、ブリティン、ユー、スカラブレイの3都市を結ぶ交通の要所を領土にしようとしてる、なんて誤解されたらどうするのよ!」
「うふふ」
母は娘の言葉を軽く受け流す。
「大体、マジンシアほど脆い、他の都市の脅威になり得ない都市、他にないでしょ」
「……」
「同じ四方を海に囲まれているムーングロウだけど、ライキュームという王の大権ですら侵せない独立した機関と、その島だけで一国として成り立つ可能性すらある領域を擁しているわね。
ユーも、深く、広い森に覆われていて、万が一敵が大軍をもって侵攻してきても、分散させて撃破することは可能。しかも、ハートウッドのエルフが背後に控えている。
ブリティンは言うまでもなく王都であり、市街地だけでもマジンシアの島全体より広い。ブリタニア最大の都市であり、しかも後背地に穀倉地帯を抱えている。カリュブディスですら倒すほど、強いガードに守られている。仮に海上と、主要街道を封鎖されても、びくともしないわ。
トリンシックは強固な城壁に守られ、そしてあの恐るべき魔導兵器を使える首長が君臨している。
ミノックはブラックロックという危険な、そして有用な戦略物資を産出している。ベスパーはそのミノックの流通を握れる場所に位置している。
ジェロームはその東側が海賊の支配する海域だけど、多数の訓練された兵士により、海賊の上陸を阻んでいるわね。
そしてスカラブレイは王都ブリティンに最も近く、山を越えるというのに、見事に舗装された広い街道で繋がっている。ブリティンとトリンシックを結ぶ街道が曲がりくねって走り難いのとは対照的にね」
その通りだ。反論し難いと思った。
「だからこそ心配なのよ。今の繁栄も、ほんの一つの失敗で砕け散る……」
黙り込む娘に、母は話を継ぐ。
「これだけは忘れないで。この城は、私たちの家です」
「……そうね、私たちの家ね」
「あと、もう一つ」
いつの間にか寝入っていた夫の寝顔を見ながら呟いた。
「父さんを政争に巻き込まないでね」

「姉さん、お願いがあるの」
南東の、ブリティン、ユー、スカラブレイの3都市を結ぶ三叉路のほうを遠くに見遣り、思いにふけっていたニューマジンシア首長に、一回り以上も歳が離れた妹が声を掛けた。
「Maria……何よ、いきなりお願いって」
振り返って首を上に向ける。まだ12歳だというのに、自分よりも頭一つ以上背が高い。
「ボイドプールの予行演習、あたしが出てもいいですか?」
「えっ?」
予測してない話に少し狼狽える。
「アンデッド沸きなら、Covetous Revenantを如何に除去するかが戦いの鍵を握る。特効がなくて、与えるダメージが低いのに、やたらと生命力が高い。複数種の敵と接敵する近接戦士が使うわけにもいかないEnemy of Oneを、弓戦士の私なら使えるわ。
Enemy of Oneで+82%。扇動魔曲のInspireを貰えれば、ダメージボーナスが最大+15%。
私に、やらせてください!」
初陣を見事に飾り、見事に呪われたバラを手に入れた妹。猫の人形も手中にしている。
答えは一つだ。
「お願いするわ。必ず、生きて帰ってきて。ご武運を」

────────────────────
というわけで、久しぶりにRPエントリ上げてみました。
何の予兆だ? 意味が分からないぞって?
大丈夫です。私も分かってませんから!
まあ、年末までには何か起こるでしょう。起こってから意味を後付けするつもりです(笑)
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